美作市は28日、2022年度の当初予算案を発表した。一般会計総額は195億5600万円。市長選(3月13日投開票)に伴い骨格編成となり、前年度比8・2%減。2月1日開会の3月定例市議会に上程する。
人口減対策と地方創生を目指す第2期総合戦略に掲げた基本目標、活力ある地域社会の実現に向けた施策を重点に編成。
歳出の主な内訳は▽北山地区に移転新築する新庁舎設計費1億8950万円▽事務局機能を市が担う農地などの多面的機能支払交付金事業1億5073万円▽市内3カ所に拡充する放課後児童生活支援の「第三の居場所」事業3779万円▽7人増員して20人とする地域おこし協力隊事業9535万円▽新型コロナウイルス予防接種事業7618万円▽雇用調整助成金に上乗せする新型コロナウイルスに負けるな給付金事業2000万円▽高校3年生まで無償化した医療費給付事業1億1971万円▽有害鳥獣捕獲奨励事業1億3008万円―など。
新規では▽複雑化する社会福祉課題の解決を目指す重層的支援体制整備事業6080万円▽観光誘客を図る映画ロケ誘致事業280万円▽海田茶のプロモーション動画作成事業270万円▽外国人材通勤用電動アシスト付自転車購入補助事業510万円―など。
美作市2022当初予算
- 2022年1月29日
- 行政・公共