美作青年会議所(大倉俊輔理事長)による「願い花火」が21日、美作市湯郷の吉野川河川敷で打ち上げられ、市民や温泉宿の泊り客らが真夏の風物詩を満喫した。
温泉街近くのゆ〜らぎ橋に観衆が集まる中、午後8時から約20分間、色とりどりの大輪約500発が夜空を彩り、歓声が上がった。
夫婦で見物した香川県高松市の自営業女性(54)は「思わぬサプライズでラッキー。間近で見られて迫力があったし、コロナ禍で花火を目にするのは2年ぶりだけに心にしみました」と話した。
この催しは、コロナ禍の収束を願うとともに地域住民を元気づけ、医療従事者への感謝を伝えようと企画。事業費の一部にはクラウドファンディングで募った資金を充て、花火玉には青少年健全育成活動「吉野川清流隊」の小学生たちが願い事を書いた短冊が取り付けられた。
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夜空を彩った「願い花火」
美作青年会議所 「願い花火」打ち上げ