岡山県津山市にある美作高校サッカー部は28日、同県倉敷市の水島緑地福田公園で開かれた県総体3回戦で岡山大安寺と対戦、2-0で勝利しベスト16へと駒を進めた。3日に勝部のワードシステムフィールド(岡山県津山市)で、創志学園と準々決勝進出をかけて戦う。
美作は前半の早い時間帯にFW政安尋斗選手(3年)が先制点を奪うと、その後も積極的に攻撃を仕掛けて好機を作り、後半にはMF赤穂倫選手(3年)がGKをかわして左足で追加点を決めた。GK井上智貴選手(3年)を中心とした守備で、2戦連続で無失点に抑えた。
三好達也監督は「試合前の準備段階から課題が多く、試合中も修正できていなかった。あと1週間、自分たちができる最大限のことに取り組み、もう一つ上の相手と戦いたい」と表情を引き締めた。
一方、創志学園はこの日、初戦となる3回戦で西大寺に9-0と圧勝。県リーグ1部でも無敗で1位につける強敵だ。美作が勝つことができれば、準々決勝で三好監督の古巣・作陽学園と対戦する可能性がある。
1ゴール1アシストと活躍した赤穂選手は「次も自分が点を取って勝ち、作陽と戦いたい」と意気込んだ。
創志学園との4回戦は3日午後0時半から。