岡山県久米郡美咲町は、発足して初となる「町応援大使」に、各種メディアを通じて全国的に活躍する柵原地域出身のアイデア料理研究家・mako(まこ)さんを委嘱した。2年間の任期の間、”食”を通じて、日本各地に町の魅力を発信し、イメージの向上や地域振興を図っていく。
makoさんは専門学校を卒業後、栄養士、フードコーディネーターといった資格を取得。テレビ番組や雑誌、食品会社などでレシピの開発や提供を行ってきた。今までに作った品目は1万品以上で、出版した本は累計40万部以上売り上げている。昨年度は町の特産品開発に携わり「黄身だんご」「美咲フルーツのバターサンド」を考案。本年度は、美咲町物産センターの商品造成事業の一環で企画しているメニューを監修している。
委嘱式が20日、同町原田の役場で行われ、青野高陽町長は「ご協力ありがたく思う。物産センターのリニューアルに向けて励んでいくので力添えをお願いしたい」と委嘱状を手渡した。makoさんは「生まれ育った町に貢献できるのがうれしい。美しい自然やおいしい食べ物など町は魅力にあふれている。もっと多くの人に伝えていきたい」と意気込みを語った。
現在、イオンモール岡山(岡山市)で開かれている「新ミサキノミヤゲお披露目マルシェ」では、町産食材を使ったコラボ商品を販売している。22日まで。
美咲町 町応援大使に柵原地域出身のアイデア料理研究家・mako(まこ)さんを委嘱