美容師になりたい子どもたちを対象にした体験型育成塾「ジュニアビューティースクール(JBS)津山」のオープンスクールが7日、岡山県津山市のアルネ津山4階地域交流センターで初めて開かれた。5歳から高校生までの64人が、メイクやカットなど美容の仕事を体験した。
現役美容師7人が講師を務め、ベーシックメイク、ヘアアレンジ、カットなど5コースを年代別に実施。小学生にはヘアアイロンを使った「ゆるふわアレンジ」、中高生にはウィッグを使った「カット&ワインディング」などが用意され、参加者は真剣な表情で取り組んでいた。
津山工業高1年の藤井乃逢さんは「実際にハサミを使ってみて難しかったけれど、楽しかった。やっぱり美容師になりたい」と笑顔を見せた。
津山まちなかカレッジの一環として開催。JBS津山はbebe hairspace(押入)が2017年に開校。県北地域には美容専門学校がなく、「美容師になりたい」という夢を地域で育てようと開設された。
