老朽化に伴い移転新築する津山圏域消防組合日本原分署の起工式が7日、建設予定地で開かれる。/岡山・奈義町

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 老朽化に伴い移転新築する津山圏域消防組合日本原分署=岡山県勝田郡奈義町=の起工式が7日、建設予定地で開かれた。2021年3月に完成し、4月から使用する。
 東約860メートルにある同町滝本の町有地(約1500平方メートル)に鉄骨2階建て(延べ約409平方メートル)を建設する。消防車などを格納する車庫には出動指令に連動して開くレール式シャッターを装備。プライバシーに配慮したパーテーション付き仮眠室や、受令する機材を備えた出動準備室などを設ける。工費約1億4000万円。
 起工式には関係者約20人が出席。神事の後、同組合副管理者の奥正親町長らが「地域の安心安全を担う新しい拠点に期待したい。事故なく工事が進むことを祈っている」とあいさつした。
 現分署は1974年に完成し、今年で築46年。同組合では、2018年から未耐震施設の建て替えを進めており、加茂出張所=岡山県津山市=も対象になっている。
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来年4月から使用する日本原分署の完成予想図


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