第58回肉牛生体共励会(一般家畜市場運営審議委員会主催)が20日、真庭市草加部の全農県本部総合家畜市場で開かれ、県内外の業者が血統や体型などを確認しながら値付けをしていった。
和牛の部は品評会で選ばれたメス9頭(金賞5頭、銀賞4頭)と金賞去勢1頭の計10頭が出品された。新型コロナウイルスの影響で、流通量が減少し、少ない出品頭数となったが、取引価格は例年以上の水準。最高価格の金賞メス(新見市、哲多和牛牧場)を横山の肉のなかがわ(中川卓己代表)が落札。このほか金賞メスを新野東の作州牛工房五月・山本精肉店(山本要代表)が獲得した。
千屋牛の普及に尽力する中川さんは「厳しい状況のなかでも、高品質な和牛を供給してくれる生産者に感謝。上質な千屋牛の味をお届けしていきたい」と語った。
ともに中元商戦の主力商品として提供していく。
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最高価格金賞メスを落札した中川さん
肉牛生体共励会