岡山県は16日、県内全域にO157など腸管出血性大腸菌感染症の注意報を発令した。 県南西部2次医療圏(倉敷市など5市3町)で3週連続の発生を確認し、発令基準に達した。県健康推進課によると、県内の今年の患者数はこれまで15人。大腸菌の種類はO157が13人と大半を占め、O26が1人、不明が1人。 近く啓発チラシ4万5000枚を各自治体などに配布する予定で∇食事や調理前の手洗い∇まな板など調理器具の洗浄消毒∇生鮮食品の10度以下での保管∇食肉の十分な加熱―など予防の徹底を呼びかけている。