7月の交通違反に伴い自らの出処進退について検討していた萩原誠司美作市長は2日開会した9月定例市議会で、来年3月の任期まで職務を全うする考えを明らかにした。
市長は「公職にあるべきか否か、後援会にも相談し、市民の意見もうかがいながら検討してきたが、 任期途中で退任する選択は市政の混乱につながり、一方で何ら市民的メリットもないという強い意見に従って、職務を全うすることを決意した」とし、「ご迷惑とご心配をおかけしたことをお詫びする」と述べた。
萩原市長は7月24日、自家用車で帰宅中、市内の市道で一旦停止を怠り、岡山県警美作署から交通反則告知書を交付された。昨年9月にも兵庫県内の中国自動車道で速度超過したとして、免許停止処分を受けていた。