岡山県津山市内の医療機関に勤める須田郁子さん(60)=国分寺=は、5月に出版された自作の絵本『ふたごの天使』津山市内の保育園など33園に寄贈した。
絵本はこの世に生を受けられなかった命を題材に、親子のきずなや子どもが生まれてくる奇跡を優しい色使いと繊細なタッチで表現している。
山下の市役所で29日、寄贈式があり、須田さんは「読み聞かせなどを通じて親子間のコミュニケーションに役立ててほしい」と話し、谷口圭三市長に目録を手渡した。
谷口市長は「子どもたちが想像力やコミュニケーション能力を育む上で大変ありがたい。大切に届ける」と述べた。
絵本は保育園24園、幼稚園4園、認定こども園5園に順次配布される。
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