真庭署長
荒瀬行泰様
県北勤務、署長職はともに始めて。「管内の住民たちはモラル性と地域の力があり、道端ののぼり旗が倒れていても、すぐ直すなど模範的な行動が自然にできる。住民らが大切にしてきた日常を守っていきたい」と抱負を語る。
1982年に18歳で県警入り。96年に水島署交通課指導取締係長となり以後24年間、交通官、刑事官、児島署副署長、高速道路交通警察隊長など務め、広島の中国管区警察局では調査官の任務にもあたった。
岡山東署に着任した時、刑事課の責任者として連続持凶器強盗事件を担当した。聞き込み調査やDNA鑑定など地道な捜査から科学捜査まであらゆる力を集結させて解決に導いた。県本部交通部では、運転免許の返納者に発行する「おかやま愛カード」の立ち上げなど取り組みに携わってきた。
モットーは「出来ない理由を探さない、出来る方法を考える。無理だと思ってしまうと解決できない。前進するためには今までの知識や経験を生かして動かないといけない」と語る。また、経験だけでなく人との出会いも大切だと言う。「さまざまな人の声に耳を傾けることで、問題解決のヒントになった」と言う。
趣味は映画や音楽などの鑑賞。高校時代は吹奏楽部でトランペットを担当していた。
倉敷市に自宅があり、現在は単身赴任。57歳。
荒瀬行泰氏 真庭署長に
- 2021年5月26日
- ひと