岡山県津山市二階町の津山中央記念病院で、玄関前の花壇に植栽された色とりどりのバラが花盛りを迎え、来院者らの目を楽しませている。
薄紅色の「ピエール・ド・ロンサール」や「ピンクパラダイス」をはじめ、白やオレンジ、黄色などの10種が華やかに咲きそろい、通院などで訪れる人や入院患者らが愛(め)でていく。同病院フラワーサークルの職員と花好きの患者らが3年前から挿し木で植え、水やりや病害虫防除の手入れをしている。
通院しながら手入れをしている南町の女性(74)は「とてもきれいで、心が癒やされます」とにっこり。同サークルでは「3年越しでようやく見事に咲き、患者さんたちに好評。今月いっぱいは楽しめそう」と話している。