津山市が城西地区に計画する観光駐車場をめぐり、昭和町の杉山義和さんは7日、3月定例市議会最終日に可決された一般会計予算の採決が不当だとして、予算を執行しないよう求める住民監査請求を行った。
請求は「整備予定地を議案説明会までに具体的に説明できない状況下での予算編成は無効」などとし、公有財産購入費と補償費計9718万円を執行しないよう求めている。この日、市役所の監査事務局を訪れ、提出した。
また、杉山さんが代表を務める市民オンブズマンつやまが、同観光駐車場の予算をめぐり先月27日に行った住民監査請求について、市監査委員は「請求の要件を満たしていない」と判断し、却下している。