岡山県は27日、久米郡久米南町で発見された野生イノシシ1頭が家畜伝染病「豚熱(CSF)」に感染していたと公表した。県内での感染確認は24例目で、同町内では初めて。
県によると22日、山中で死んでいた個体を猟師が発見し、県の検査で26日に陽性が確定。
県は発見場所から半径10㌔圏内を感染確認区域に指定し、狩猟者に対して捕獲した野生イノシシの流通自粛を求めた。
豚熱は豚やイノシシへの感染力は極めて高い一方、人には感染せず、感染した肉を食べても健康に影響はない。