津山市は28日、昨年に市外に転出した年金受給者19人から、支払い義務がないにもかかわらず、誤って年金から住民税を徴収するミスがあったと発表した。金額は4、6月分の計30万円(3万8400〜1800円)。
市課税課によると、19人は今年1月1日以前に転出したため、市が住民税の徴収停止の手続きを行う必要があったが、地方税共同機構への依頼をしておらず、4月分の年金から誤って徴収された。誤りを受けて6月分の停止手続きを行ったが、同機構に依頼したデータ内容に不備があり、再び誤徴収された。
市は対象者に謝罪の文書を送付。8月中旬までに還付する予定。