岡山県は10日、久米郡美咲町で発見された野生イノシシ1頭が家畜伝染病「豚熱(CSF)」に感染していたと発表した。県内での感染確認は21例目で、同町内では初めて。
県によると5日、死んでいた個体を通行人が発見し、県の検査で9日に陽性が確定。
県は発見場所から半径10キロ圏内を感染確認区域に指定し、狩猟者に対して捕獲した野生イノシシの流通自粛を求めた。
豚熱は豚やイノシシへの感染力は極めて高い一方、人には感染せず、感染した肉を食べても健康に影響はない。