「岡山甘栗」のペーストをふんだんに使った津山ロールの秋バージョン(栗)が11日から、岡山県津山地域の参加8店舗で限定販売される。
津山産小麦「ふくほのか」を生地に使用したご当地スイーツの季節限定商品で、8日には山下のザ・シロヤマテラス津山別邸で発表会が開かれた。会場には8店舗のロールケーキが勢ぞろい。バタークリームとあわせて栗の甘露煮をたっぷり使ったり、しっとりふわふわ生地に栗風味の生クリームを巻き込んだりと、それぞれ工夫を凝らした仕上がりが披露された。
ザ・シロヤマテラス津山別邸の早瀬敏和製菓料理長(51)は「岡山甘栗は風味が強く、津山産小麦との相性はばっちり。各店工夫を凝らしているので、ぜひご賞味を」と話し、秋の味覚を楽しめるロールケーキをPRした。
価格は1本税込2100円。販売は栗が終了するまでで、店舗によって異なる。
津山ロールは産学官民が連携して2010年に開発され、今年で15周年を迎える。季節ごとの限定フレーバーも人気を集めており、地域の魅力をスイーツで発信する取り組みとして定着している。
販売店舗は次の通り。
アンジェ(山北)、くらや(沼)、松月堂(東一宮)、昭和堂(美咲町久木)、ザ・シロヤマテラス津山別邸(山下)、大文字本舗(小原)、フランセ(林田町)、ワカナ(鏡野町吉原)
