陸上自衛隊日本原駐屯地(岡山県勝田郡奈義町滝本)で26日、自衛官候補生の修了式が行われ、今春入隊した28人が来月から新任地で始まる専門分野教育に向け、決意を新たにした。
コロナ禍のため人数制限し、関係者約150人が出席。
坂井健一駐屯地司令が新隊員一人ひとりに修了証書を授与。続いて木安優太さん(18)=高梁市出身=が旅団長賞、土屋祐礎さん(18)=岡山市出身=が特科隊長賞、石坂凌雅さん(20)=久米郡出身=と前原啓人さん(18)=勝田郡出身=が教育隊長賞を受けた。
任地が告達された後、坂井指令が「新たな同期と一心協力して各職種の特技を修得して使命感、責任感、体力、気力のかん養を図り、国民から信頼され、真に戦える立派な陸上自衛官となることを期待する」と式辞を述べた。
新入隊員は京阪神、中四国の部隊に配属され、日本原駐屯地には20人が残る。
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修了証書を受ける新隊員
陸自候補生修了式
- 2021年6月28日
- 行政・公共