写真家・青地大輔さん(48)=岡山市=の個展「月相―Moon Phases―」が真庭市の勝山文化往来館ひしおホールで開かれ、月をテーマにしたインスタレーション(空間芸術)に来場者が見入っている。28日まで。
主に瀬戸内海で撮影活動を続ける中、連続撮影やコマ撮りによる映像5作品を出展。
水平線にゆがみを見せながら昇る真っ赤な●だるま満月●は幻想的な雰囲気を醸す。一方、弓張り月から日ごとに満ちてゆく表情を活写した光景も美しく、暗闇のホールで観月の趣を堪能できる。
青地さんは「日々変化しながら永遠の再生を繰り返す姿、ライフワークの被写体としている瀬戸内の月を演出した空間を見てほしい」と話している。
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月をテーマにしたインスタレーションと青地さん
青地大輔さん個展
- 2021年9月17日
- 芸術