「食品衛生月間」(8月)にちなみ、美作保健所(坪井博文所長)と津山食品衛生協会(稲葉伸次会長)は31日、食中毒予防の街頭啓発と、広報車による巡回を行った。
岡山県津山市の中央公民館で出発式があり、保健所職員、同協会員ら17人が出席。坪井会長が「夏場は細菌性の食中毒が発生しやすい時期。美作地域の食の安全安心を一層推進したい」、 稲葉会長は「暑い中体調管理を十分にしながら有意義な活動にしましょう」とそれぞれあいさつした。
街頭啓発はアルネ津山(新魚町)とイオン津山店(河辺)、マルイウエストランド店(二宮)の3カ所で実施。買い物客らに手洗いや調理器具の洗浄について書かれたチラシやうちわを手渡した。広報車の巡回は1日も行った。
勝英地区でも5日、スーパーでの啓発活動や広報車での巡回を行う。
今年8月2日までに起きた県内の食中毒感染は5件(同保健所管内1件)で、患者数104人(同8人)。
