「食品衛生月間」(8月)にちなみ、岡山県津山市の美作保健所(光井聡所長)と津山食品衛生協会(稲葉伸次会長)は30日、食中毒予防の街頭啓発と、広報車による巡回を行った。
椿高下の同保健所で出発式があり、保健所職員、同協会員ら約40人が出席。今村正照副会長が「今年の夏は非常に熱く、食中毒の懸念が高まっている。しっかり啓発に取り組んでいただきたい」とあいさつ。
街頭啓発はアルネ津山(新魚町)とイオン津山(河辺)、マルイウエストランド店(二宮)の3箇所で実施。買い物客らに「食中毒に気をつけましょう」と、予防のポイントを書いたチラシやうちわを手渡した。広報車の巡回は31日も行った。
勝英地区の出発式は1日、美作市入田の同保健所勝英支所で開催。
同保健所管内では昨年度2件の食中毒が発生、今年度は0件。県内では今年5件が発生、患者数は249人(1日現在)。