「食育センター探検ツアー」が29日、岡山県津山市戸島の戸島学校食育センターで開かれ、市内の小学生とその保護者85人が普段は見ることのできないセンターの裏側の見学や体験を楽しんだ。
学校給食への理解を深めるとともに、残食や食品ロス減少につなげようと、市教委と市学校給食会が初めて開いた。
野菜の洗浄やスライス、配送トラックへの積み込み、食器洗浄、残食の計量の様子などを順番に見学したほか、大きな釜を混ぜる体験には興味津々で挑戦。食育展示と啓発コーナーでは、豆運びゲームや野菜スタンプを使ったアート体験などを満喫した。
東小学校5年の赤澤希実さん(11)は「大きな釜や機械など初めて見るものばかりで、いつも食べている給食のことがとても勉強になった。これからも残さないように食べたい」と話していた。