高卒資格が得られる通信制サポート校「無花果(いちじく)高等学園」=岡山県岡山市=の津山キャンパスが10月から、二階町のINN―SECTで開校する。今年7月にスタートした「無花果もえぎフリースクール」津山キャンパスに併せて設置し、不登校をはじめ幅広い教育ニーズに対応する。
教育事業のコノテ(岡山市、山田邦明代表)が今年4月に開校した岡山校の姉妹校。明誠高(島根県益田市)の広域通信制課程サポート校で、週1日以上の通学とレポート学習、テストで卒業可能。
「1人でも、みんなでも」「好きでも、嫌いでも」「あっても、なくても」の三つのコンセプトのもと、「地方創生」、「特別進学」、「クリエイター」、「総合」、「子ども教育」、五つのコースを提供する。岡山キャンパスと相互に通学できる。
高校に在学中の生徒は随時入学可能。中学卒業者、または高校中退者は10月、2月、4月から入学できる。津山キャンパスの開校日は毎週月、木曜日、時間は正午から午後5時まで。学習指導料は1カ月5万5000円。1年次の費用は入学金(5万円)などを含め77万6400円。
中藤寛人校長(25)は「一人ひとりの子どもに寄り添い、一人ひとりが送りたい高校生活を一緒につくっていきたい。通信制を考えている子どもたちの新しい選択肢になれば」と話している。
問い合わせは、同学園(℡070―8446―7663)。