岡山県津山市にあるアルネ津山4階・地域交流センターで1日、茶道裏千家淡交会津山支部・学校茶道連絡協議会の「秋の茶会」が4年ぶりに開かれ、高校生が買い物客らに抹茶を振る舞った。
同協議会に加盟する美作高校、津山高専の茶道部員11人が参加し、ススキや掛け軸を飾った会場で2人ずつお点前を披露。出来上がったお茶や季節の和菓子を客席へ丁寧に運び、来場者はじっくりと味わっていた。
同高専2年・下山恭佑さんは「一般の人に披露するのは初めてで緊張した。所作を手順通りにできるよう、これからも研さんを積みたい」と話した。
同茶会では、日ごろの稽古の成果を地域住民に知ってもらおうと、実施している。