津山商業高校の3年生4人が岡山県美作市の観光農園・美作農園の旬のイチゴを使って考案したアレンジスイーツが完成し、11、12の両日、美作市奥の同農園直売所で販売された。
地域産品を使った商品開発や流通を学ぶ授業内で、山崎栞渚さん(18)、三谷小春さん(18)、流郷萌々花さん(18)、三村望々華さん(17)が企画。同農園の協力の下、アイデアを出し合った。
商品名は「ほっチョコベリー ~ベリーでナイスなホットチョコ~(当たり付)」。同農園の人気品種「おいCベリー」とマシュマロやバナナを交互に棒に刺したものを、温めたチョコソースとともに提供する。価格は400円。11日は生徒たちが来店者に大粒で濃厚なイチゴのおいしさをアピール。当たり付の棒も準備し、同校生徒が津山産ショウガで開発したしょうがみそが贈られた。
山崎さんらは「イチゴのおいしさが伝わるように食べやすくした」「たくさんの人に手に取ってもらい温かい気持ちになってほしい」と話していた。