鳥インフルエンザ対応で約64万5000羽焼却処分

行政・公共
         

 美作市滝宮の養鶏場で発生した高病原性鳥インフルエンザの対応で、県は22日、飼育されていた採卵鶏約64万5000羽の焼却処分を完了した。殺処分の着手から12日間で一連の防疫措置をすべて終えた。
 家畜伝染病予防法に基づいて11日午前4時から作業を進め、殺処分、鶏舎の消毒、餌の埋却、ふんの搬出、県内4施設での焼却処分を含め、県職員と陸上自衛隊日本原駐屯地(奈義町滝本)隊員、中四国農政局職員ら延べ約5100人を動員。当初想定した25日を前倒して22日午前11時半に終了した。
 また県は16〜18日、発生した養鶏場から半径10?圏内の「野鳥監視重点区域」で高病原性鳥インフルエンザに感染しやすいとされる野鳥17種の生息状況を調査。結果、異状はなかったとし、監視を継続するという。


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