津山市教委は2日、鶴山中学校(山北)で硫化水素を発生させる理科の実験後に2年生男女9人が体調不良を訴えたと発表した。いずれの生徒も軽症で、保健室で学校医の診察を受けたあと授業に復帰した。
市教委と同中によると、指導が伝わっていなかった2人の生徒が発生した硫化水素の臭いを直接かいだ。また、生徒の悪ふざけて硫化水素がこぼれ、発生した気体を周囲にいた7人がかいだ。
同中は「学校指導要領に沿い指導していたが、結果的にこのような事態になった。体調を崩した生徒・保護者に深くおわびする。二度と起こらないよう安全管理を見直し、徹底する」としている。
鶴山中学校、理科の実験後体調不良
- 2020年10月3日
- 教育・保育・学校