県教委は17日、2023年度公立高校特別入試の合格内定者数を発表した。県立全日制41校で6506人が受験し、4383人の合格が内定。実質の平均競争率は1・48倍で、専門学科と総合学科の定員枠上限引き上げに伴い前年度(2・01倍)を下回った。中高一貫校の内部進学などを含めた合格内定により、県立全日制(総定員1万805人)の一般入試の募集人員は6097人と確定した。
美作地方(岡山御津を含む)関係の9校19科では775人が内定。
特別入試のほか、中高一貫校の内部進学で313人、連携型中高一貫教育にかかる入学者選抜で12人の合格が内定している。
一般入試は、県立全日制50校116科3コースで募集。津山理数科や倉敷天城理数科など4校3科1コースは内部進学者以外を特別入試で選んだため一般入試はない。県教委の最終進学希望調査(1月10日現在)を基に推計すると、一般入試の志願者数は6797人で、平均競争率は1・11倍となる。
一般入試は21日から24日まで願書を受け付け、3月8日に学力検査、9日に面接を実施。同16日に合格発表がある。同日に追試、新型コロナウイルス感染症にり患して追試を受けられなかった生徒には24日に再度の受験機会を設定している。
4383人の合格が内定!2023年度公立高校特別入試の合格内定者数を発表 / 岡山県教委