コロナ禍で生活に困窮するひとり親家庭を支援しようと、NPO法人オレンジハートつやまは26日、山北の津山すこやか・こどもセンターで、食料品などを無料で配る活動を行った。10月3日にも実施し、計約250世帯に配布する。
米や缶詰、レトルト食品のほか、洗剤、衣料品、文房具、生理用品など30品目を3000点以上用意。事前に申し込みがあった親子連れらが続々と訪れ、必要な物品を持って帰っていた。
角野いずみ代表は「仕事が減ったりなくなったりした人にとっては、支える団体がいるだけで元気が出るのではないか。活動の輪が広がってほしい」としている。
寄付された食料品などを無料配布する「フード&ライフドライブ事業」の一環で、県内では岡山、倉敷、笠岡市でも取り組まれ、津山市では昨年以降4回目。製作したTシャツの収益でカボチャの種を購入し、農家に配布用を栽培してもらう事業も始めた。
問い合わせは、角野代表(℡090―1186―6083)。
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食料品などを配布するスタッフ
NPO法人オレンジハートつやまが食料品を無料配布