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2004年小学3年女児殺害事件 無期懲役が確定 遺族がコメントを発表/岡山・津山市

事件・事故 事件・事故情報
         

 津山市で2004年、小学3年の女児=当時(9)=が殺害された事件で、殺人などの罪に問われた勝田州彦受刑者(44)の無期懲役が確定したことを受け、遺族が10日、代理人弁護士を通してコメントを発表した。

 判決によると、勝田受刑者は04年9月3日午後3時ごろ、女児宅に侵入。わいせつ目的で女児の首を絞めたが抵抗され、刃物で胸や腹を多数回刺して殺害した。一審岡山地裁の裁判員裁判は22年1月、無期懲役の判決を言い渡し、二審広島高裁岡山支部も支持。最高裁は9月7日付で上告を棄却した。

 【遺族のコメント(全文掲載)】

 最高裁判所で判決が確定し、やっと一区切りつきました。
 とにかく裁判は長かったです。真実がわかれば裁判が長くなっても納得できたのですが、犯人は、裁判では嘘ばかり言って、結局、真実を知ることができませんでした。裁判で、犯人側の弁護士が、犯人に黙秘をするよう指示したと言っていましたが、私達が真実を知ることができなくなった一つの原因になったと思っています。私たち遺族が知りたいことを知ることができなくなり、本当に残念に思っています。今の裁判は、加害者側に有利なようにしかなっていないのではないか、真実を知ることができるようにはなっていないのではないかと思いました。犯人の口から本当のことを聞きたかったです。
 無期懲役という判決ですが、死刑を望んでいた私たちにとっては納得のできるものではありません。娘が帰って来ないことは変わりないのです。犯人は、この裁判の結果を受けて、このような事件を起こして、どう思っているのか、犯人が逆の立場だったらどう思うのか、を犯人の口から聞いてみたいです。
 娘が被害に遭い、私達遺族は報道の方に自宅を取り囲まれて、隠れるような生活をせざるを得なくなりました。ある報道機関の方は、近所の方や娘の友人にも取材をされています。その記事には、その友人の方の氏名も出されていました。近所の方や娘の友人に迷惑をかけてしまい、本当に申し訳ないと思っています。こういう事件が二度と起きないようにするためには、事件を風化させてほしくありません。しかし、人に迷惑がかかるような取材や報道は絶対に止めていただきたいです。私たちや、近所の方や娘の友人そのほか関係者に取材をするようなことは絶対に止めていただきたいです。
 今回、事件の被害者の遺族になり、報道によって、こんなにも苦しめられるのかと思いました。このように取材で被害者や遺族が苦しめられることがなくなってほしいです。
 このようなコメントを出すと、報道機関の方に都合が悪いことをカットして記事にされるところがあります。記事を出すなら、全部を出していただきたいです。


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