2020年の春の交通安全県民運動開始/岡山県

行政・公共
         

 2020年の春の交通安全県民運動が6日、スタートした。15日までの期間中、自治体や住民団体、警察などの関係機関が安全な交通社会を目指し、啓発活動などを強化する。
 運動のスローガンは「思いやりゆとりは無事故へつづく道」。重点目標には▽子どもをはじめとする歩行者の安全の確保▽高齢運転者等の安全運転の励行▽自転車利用時の「ながら運転」の禁止▽危険な横断の禁止―などを掲げる。
 車の運転をめぐっては、昨年12月から、「ながら運転」が自動車などを対象に厳罰化。携帯電話やスマホを手に持ち、通話したり画面を見たりする行為が対象で、違反点数は以前の3倍になり、反則金も、普通車の場合は6000円から1万8000円に上がった。
 津山署管内(津山市、鏡野町)では、昨年の事故件数が2984件(前年同期3151件)で32年ぶりに3000件を下回り、死者は1人(同6人)で同署の統計が残る1956年以降最少となった。一方、人身事故などにおける65歳以上の高齢者の割合は依然として高い。
 各署管内では毎年、同運動に合わせて推進行事を実施しているが、新型コロナウイルス感染を予防するため、津山、美咲署は中止を決めた。真庭、美作署は出発式を規模を縮小して行う。


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