24、25日、津山市と美作市、勝央町の計8人が新型コロナウイルスに感染

医療・福祉
         

 岡山県は24、25日、津山市と美作市、勝央町の計8人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。このうち津山市の3人と勝央町の2人は、県内7例目のクラスター(感染者集団)と判断された。岡山市でも1人が判明し、県内での感染確認は202人(再陽性を除く)となった。
 美作市内と勝央町内は初めて。津山市内は14例目となる。
 クラスターについては、いずれも20代の津山市内の会社員男性、同居女性、学校教員女性、勝央町内の主婦と未就学の男児で、16日に県内の飲食店で会食したという。県外在住者1人も同席しており、感染の有無などを調べている。
 学校教員女性に関しては、久米南町教委が久米南中学校に勤務していると発表した。26日から28日まで休校とし、校内の消毒作業などを行う。
 津山市では、15日以降に東京都と千葉、福岡県、北海道に仕事で行っていた50代自営業男性と、市内の高齢者施設に勤務する50代介護従事者女性も感染が判明。詳しい行動歴は調査中という。
 美作市内の感染者は、50代のパート従業員女性で、17日に兵庫県を訪問したことなどが分かっている。
 また、24日にはイオンモール津山と赤堀病院が、それぞれ職員1人が感染したことをホームページで発表した。同日の判明分に含まれるとみられる。
 津山市内では19日以降、11人の陽性が確認されている。谷口圭三市長は、記者会見で「より高い意識と緊張感を持って新しい生活様式を実践し、感染予防に努めてもらいたい」と市民に呼びかけた。


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