岡山県教委は16日、2024年度公立高校特別入試の合格内定者数を発表した。県立全日制42校で6801人が受験し、4592人の合格が内定。実質の平均競争率は1.48倍で、普通科の定員枠上限が引き上げられたものの前年度と同じだった。中高一貫校の内部進学などを含めた合格内定により、県立全日制(総定員1万660人)の一般入試の募集人員は5750人と確定した。
美作地方(岡山御津を含む)関係の9校19科では824人が内定。
特別入試のほか、中高一貫校の内部進学で306人、連携型中高一貫教育にかかる入学者選抜で6人、海外帰国生徒の入学者選抜で5人の合格が内定している。
一般入試は、県立全日制50校116科2コースで募集。津山理数科や倉敷天城理数科など4校3科2コースは内部進学者以外を特別入試で選んだため一般入試はない。県教委の最終進学希望調査(1月10日現在)を基に推計すると、一般入試の志願者数は6243人で、平均競争率は1.09倍となる。
一般入試は21〜26日まで出願を受け付け、3月7日に学力検査、8日に面接を実施。同18日に合格発表がある。新型コロナウイルスやインフルエンザり患による欠席者らを対象にした追試は18日。