岡山県真庭市は2日、2019年~23年に2事業者に支払った委託料について、35件535万125円の所得税の源泉徴収漏れがあったと発表した。
市によると、屋号を使用している個人事業主について、源泉徴収の必要のない法人と誤認したことが原因。市は2事業者から徴収不足金額を納入してもらい、先月19日に久世税務署に自主納付。延滞税と不納付加算税計68万8100円についても、併せて市で同29日に納付を完了した。
岡山東税務署の調査で判明した。市は「全職員に対して源泉所得税の取り扱いについて文書などで通知し、適正な処理の周知徹底を図る」としている。