6月定例津山市議会は2日、本会議を再開。12億371万円の2024年度一般会計補正予算案など15議案と、追加上程の人事案件1件を原案通り可決、閉会した。
各常任委員長が付託議案と請願に関する審査結果を報告。同補正予算の、中小企業の省電力化機器導入などを支援する「つやま産業支援センタ―補助金」3000万円を、「市民に対して直接的に支援可能な施策を最優先に取り組むべき」として、子育て世代支援として「省エネ促進事業」や「低炭素都市つやまスマートエネルギー導入応援事業」の予算に組み替える動議は賛成少数で否決された。
人事案件は市固定資産評価員1人を選任。「地方財政の充実・強化」、「再審法の改正」をそれぞれ国に求める請願は不採択とした。