津山東高校食物調理科3年生と津山鶴山ホテルがコラボしたスペシャルランチが今年も8月限定で登場する。暑い夏を乗り切ってもらおうと、未来の料理人たちが創意工夫を凝らした滋味深い和洋中3種類を用意した。
調理師免許取得のための現場実習の一環で、6年目の取り組み。生徒9人が同ホテルのシェフ監修のもとオリジナルメニューを作った。
和食の献立のメインはブランド豚八女豚の角煮・大根のあっさり煮。そしてねばねば夏野菜カプレーゼ風小鉢、煮卵・青身の一皿盛り、自家製だし巻き玉子。デザートは枝豆のパウンドケーキ。氏平類さんは「何度も試作を重ねた夏野菜の小鉢には自信があります。スタミナ抜群のメニューに仕上がりました」とPR。
中華は前菜が蒸鶏、叉焼(チャーシュー)、漬物、トマト。冬瓜とショウガをふんだんに使った小籠包、そして油淋鶏にエビチリ。デザートはマンゴープリンを添えた。真木章汰さんは「夏バテ対策として冬瓜とショウガを使った小籠包は他にない味わいに仕上がりました。もりもり食べて、元気を出していただけたら」とアピール。
洋食は「食べやすいように、あっさりしたものを」と明太子クリームパスタ、チキンソテーオレンジソース風味、冷製スープ。前菜は日替わり。デザートはミニケーキとフルーツ。彩り豊かに仕上げた。中田雄勝さんは「コクとあっさりの両立。食欲がわくようにと見た目も意識した。目で見て、食べて味わっていただけたら」。
ランチの営業は午前11時~午後2時。それぞれ一日限定各20食で、価格は1800円(税込み)。予約可能。
問い合わせは、同ホテル(TEL:0868-25-2121)。