可憐に咲き始め ハスのつぼみ膨らむ 見頃の9日に「まつり」/岡山・久米南町

自然
咲き始めたやすらぎの里のハスの花=2日、岡山県久米南町で
         

 岡山県久米南町宮地のやすらぎの里で、ハスの花のつぼみが膨らんできている。約1週間後に見ごろを迎える予定で、9日には4年ぶりに「はすの花まつり」(同実行委主催)が開かれる。

 

 町おこしを目的に地元有志が毎年山間の休耕田(約60アール)を整備し、「誠蓮」「大賀蓮」などの品種を栽培している。2日時点で数輪の花が咲き始め、訪れた人たちはピンク色の可憐(かれん)な姿を眺めながら夏の風情を楽しんでいた。

 

 祭りは午前10時から開始。会場には焼き鳥やアイスキュウリ、「柚子コロッケ」「ゆずスカッシュ」などを販売する屋台が並び、ステージ上では和太鼓やギター演奏、すずこ踊り、カラオケ大会といった多彩な演目が披露される。また、川柳投句会もあり、「やすらぎ」を題にした作品を正午までを受け付けている。午後1時に集まった句を発表する。

 

 久米南町観光協会はす部会の中力均さん(79)は「花を愛でて心を癒やし、イベントを思いっきり楽しんでほしい」とPRしている。

 

 問い合わせは、久米郡商工会久米南支所内はすの花まつり実行委(☎086-728-2829)。


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