写真展示イベント「どこコレ?@津山市」が新魚町の市立図書館で開かれ、市民が寄せた大正期から昭和期の市内の情景が注目を集めている。来場者に場所や年代などの記憶を記入してもらい、24日には特定する「解決編」を開く。25日まで。
昨年に続いて企画し、6月に募集した計27点をA4〜A2判サイズに引き伸ばして展示コーナーに掲示。
石垣だけで建物がない状態の津山城冠木門付近、津山駅の扇形機関車庫前で撮影されたSL、城東地区の出雲街道沿いで遊ぶ子どもら、鶴山八幡宮の奉納子ども相撲など、往時のまちなかの様子や出来事を伝える年代物のカットが並ぶ。来場者が気づいた情報を付せんに書き込み、張り付けてもらう趣向。
押入の男性(72)は「半世紀ほど前と思われる情景が多く、昔の記憶がよみがえるようで懐かしさを感じる」と話していた。
解決編は24日午後2時から開き、講師に元津山郷土博物館長の尾島治さんを招いてひも解く。参加は要事前申込で先着20人。
申し込み、問い合わせは、市立図書館(●242919)。
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大正期から昭和期の写真に見入る来場者
写真展示イベント「どこコレ?@津山市」
- 2022年7月6日
- イベント