宮坂流津山銭太鼓保存会公演

　宮坂流津山銭太鼓保存会の創立50周年と二代目家元に宮坂一樹さん（24）が襲名したことを記念した公演（津山朝日新聞社など後援）が６、７日、山下の津山文化センターであり、来場者が多彩な内容を楽しんだ。
　両日ともに全国の支部や特別・賛助・友情出演などを含めて約１５０人が出演。銭太鼓をはじめ、傘踊りや日本舞踊など計65演目を被露した。
　一樹さんが構成から振り付けまでを担当した演目「二代目襲名特別企画〜叩き出す　自由表現〜」は、音楽のロックや和太鼓、三味線、歌などを織り交ぜた独特の雰囲気。会場は一樹さんのきれのある踊りに大きな拍手を送っていた。
　広島県府中市から友人と来た70代男性は「津山に関わりがある内容も多く、皆さんよく練習しているのが伝わってきて感動した」と話した。
　宮坂流は父親の宮坂身志さん（70）が１９７１年に創設。一樹さんは４人きょうだいの末っ子で、２歳で初舞台を踏んだ。
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会場を盛り上げた宮坂一樹さんらの踊り