岡山県は28日、新型コロナウイルス感染症対策で、県民に協力を求める6月1日から18日までの取り組み内容を示した。京都府、大阪府と兵庫県への移動については、3府県の緊急事態宣言解除から3週間後となる同月11日まで、できるだけ慎重な行動をとるよう呼びかけている。
新型コロナ特措法に基づく要請は1日からすべて解除されるが、引き続き一部分野で自主的な抑制を求め、感染拡大を防ぎながら社会経済活動を段階的に緩和する方針。
3府県のほか▽北海道、東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県への移動については18日まで不要不急の帰省や旅行を控える▽観光については感染防止策を講じながら県内から始める▽3密(密閉、密集、密接)が重なる場所への出入りは避け、特にクラスターが発生している業種の施設への出入りはできるだけ避ける―としている。
イベントに関しては、屋内でおおむね100人以上、屋外で同200人以上の規模は主催者に自粛を要請。開催する場合でも、参加者名簿を作成し、屋内では収容定員の半数以内とするなど適切な対策を講じることを求める。
これらの内容は、国の方針に沿って3週間ごとに見直していく。
岡山県、新型コロナ対策の取り組み内容を提示
- 2020年5月30日
- 行政・公共