第8回つやまニア「粘土でバラをつくろう」が6日、岡山県津山市の勝北公民館で開かれ、60~70代の市民が粘土細工に挑戦し、華やかな造形作品を作って楽しんだ。
つやまニアは「津山市生涯学習人材バンク」に登録した個人や団体、企業が持っている学識や特技を生かして企画を立ち上げて開催する講座。今回はDECOクレイクラフトアカデミー認定講師の資格を持ち、自宅などで教室を開く山口伊都子さん(80)=新野東=が講師を務め、市内に住む10人が参加した。
参加者は手本を見ながら樹脂粘土をこねて薄く伸ばし、針金に巻き付けるなどしてパーツを制作。「粘土は乾燥しないように注意を」といった山口さんの熱心なアドバイスを受けながら、器用に道具を扱って細やかに作業を進め、バラと小さな花のブーケを模した力作を完成させた。
妻と一緒に参加した久米川南で自営業を営む水島俊光さん(74)は「息抜きができ、とても楽しい時間を過ごせた。小学生の孫がいるので今日学んだ技術を教えると喜ぶと思う」と話していた。
