江川三郎八 「江川式擬洋風建築」展示会/岡山・真庭市

イベント 江川三郎八 「江川式擬洋風建築」展示会
         

 近代洋風建築を県下で数多く手掛けた建築技師・江川三郎八(1860―1939)の業績を顕彰する展示会が、代表的な設計作品である岡山県真庭市鍋屋の旧遷喬尋常小学校舎(国重文)などで開かれ、建築模型や写真パネルが来場者の興味を引いている。9月29日まで。
 「江川式擬洋風建築」の周知を狙いに、市教委が大阪のリクシルギャラリーに資料を貸し出した企画の里帰り展。
 同小学校舎1階には、八角屋根の旧旭東幼稚園園舎(国登録有形文化財 岡山市)、ドーマーウインドウや玄関アーチが特徴的な旧吹屋小学校本館(県重文、高梁市)などの30分の1の模型を並べている。
 隣接する久世エスパスセンターには、故郷の福島県と岡山県内に現存する22施設の外観や内装を写真パネルで紹介。県北では、作州民芸館で知られる旧土居銀行本店(国登録有形文化財、西今町)、木山神社拝殿(同、真庭市)、旧遷喬小学校舎などで、大空間を支える「江川式小屋組」のトラス構造、特徴的なハーフティンバー風の意匠といった見どころを建物ごとに解説している。
 同小学校舎管理人の池田晃浩さんは「築113年になるこの校舎の空間を肌で感じながら、構造や意匠に個性が光る江川建築の魅力にふれてほしい」とアピールしている。
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建築模型が並ぶ旧遷喬尋常小学校舎


現存建物の写真パネルが並ぶエスパスの会場


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