岡山県津山市文化協会主催の芸術文化祭「新しい舞台へ〜コロナを超えて〜」が28日、津山市山下の津山文化センターで始まり、作品展示や催しでにぎわっている。29日まで。
展示コーナーでは書道、川柳、短歌、俳句、華道など17団体が活動成果を披露。新聞紙と絵で立体的に表現した風刺画、ネコの伸びたしっぽが額縁になった造形作品、湖から眺める山を嵯峨御流独特の方法で生けた「森林の景色」など力作がずらりと並ぶ。初日は切り絵のワークショップもあった。
29日は午前11時からステージ発表があり、桜華流華の音、美琳会、みゅーじかる劇団きんちゃい座、津山よさこい踊らん会紅、津山喜多会、津山朗読同好会SAKURA、童謡ひろば〜うたわらべ、民謡と踊り津山情緒保存会、津山鶴丸太鼓などが出演する。
山形楽同協会長は「3年ぶりの芸術文化祭で、協会70周年の節目として、会場も新たに規模を拡大した。多くの市民らに来場していただき、観賞・体験してほしい。文化芸術を通じて、津山をより活気のある町にしたい」と話している。入場無料。
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ユニークで心のこもった作品が並ぶ会場
岡山県津山市文化協会主催の芸術文化祭「新しい舞台へ〜コロナを超えて〜」