津山市総合案内AIチャットボット運用開始

行政・公共
         

 津山市は21日から、市ホームページ上でAI(人工知能)が24時間365日、自動で問い合わせに応答する「総合案内AIチャットボット」の運用を開始する。暮らしや手続き関係など市政全般に多言語で対応する機能を持ち、住民の利便性向上を図る。
 「どこに聞けばいいか分からない」「市役所が閉まっていて聞けない」などの困りごとを解決し、住民が必要な情報を自由なタイミングで入手できるようにする。翻訳機能があり、日本語のほか、英語、中国語(繁体字、簡体字)、韓国語、ベトナム語に対応する。
 使用方法はホームページ右下のボタンをクリックしてチャットボットにアクセスし、質問内容を入力、または表示される選択肢から選ぶ。市公式LINEアカウントのトーク画面のメニューからも利用できる。
 質問内容をAIが解析し、補足質問や候補となる選択肢を複数回表示することで、登録されたFAQ(よくある質問)から回答に導く。開始時点で約500件のFAQを登録。内容を毎月分析し、追加・更新していく。多くの質問を受けることで分析結果が反映され、回答の精度が向上し、利用者と一緒にチャットボットを育てていくイメージになるという。


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