湯原温泉の旅館、大半が営業再開 花火打ち上げコロナ騒動の収束願う/岡山・真庭市

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 新型コロナウイルス感染拡大防止のために休業していた湯原温泉=岡山県真庭市=の旅館の多くが1日、営業を再開した。前日の31日には、関係者が一日も早い収束を願い、花火を打ち上げた。
 湯原大橋の近くから32発を上げた。周辺に集まった地域住民らは夜空を彩る大輪に見入っていた。湯原町旅館協同組合代表理事で湯原観光協会副会長の高橋忠孝さんは「営業にこぎつけることができ、感極まっている。新たなおもてなしを模索しながら頑張っていく」と話した。
 休館前に稼働していた組合加盟17施設のうち、14施設が再開した。新型コロナの影響で全体の売り上げは3月が3割減、休業に入った4月は8割減などと厳しい状態が続いた。運営資金を調達するためクラウドファンディングも検討する。
 この日は、伊原木隆太知事が激励するために同温泉街を訪問。鏡野町の奥津温泉、美作市の湯郷温泉には副知事が訪れた。関係者との意見交換では、県内の需要を喚起する施策などが要望された。
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収束を願って打ち上げられた花火


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