小学生・中学生音楽コンサート鑑賞体験「プレゼントコンサート」が13、14の両日、真庭市鍋屋のエスパスホールで開かれた。市内11校の約920人の児童・生徒が質の高いクラシックの生演奏を楽しみ、心豊かなひと時を過ごした。
岡山フィルハーモニック管弦楽団の9人が出演。「オリンピック・ファンファーレとテーマ」「剣の舞」「木星」など格式の高い名曲を披露したほか、各楽器の仕組みや音の違いをそれぞれの代表曲を交えながらわかりやすく紹介した。アンコールでは人気アニメ「鬼滅の刃」の主題歌「残響散歌」で会場が一体となり盛り上がった。
草加部小学校の森木和胡さん(5年生)は「コロナで3年ぶりに生演奏を聴いたから迫力があった。知っている曲があって楽しかったし、ドラムがかっこよかった」と話した。
同コンサートは1998年から行われており、タップダンス、コーラス、アカペラなど多種多様な演目で子どもたちの創造力を育んでいる。真庭市、真庭エスパス文化財団、岡山芸術文化創造の共催で実施した。
Ｐ
ホールならではの躍動感のある音に聞き入る子どもたち
真庭市 エスパスホール 小学生・中学生音楽コンサート鑑賞体験
