子どもの忍耐力や協調性、思いやりといった「非認知能力」を育成する講座(県教委主催)が28日、大谷の中央公民館で開かれた。美作地域の小中学生、未就学園児の保護者ら約30人が家庭教育の充実に向けて知識を深めた。
同教委は、夢や目標を持ち挑戦する力を身に着けさせる「夢育」に取り組んでおり、学力テストでは計れない能力の大切さに着目している。講座は5月に続き2回目。
津山教育事務所社会教育主事が講師を務め、「他者とつながり、自身と向き合いながら高めていくのに必要な力」と説明。その上で、「本人のやる気が成長に結びつく」と強調し、「結果よりも頑張る姿や行動に目を向けて褒めていくと、子どもはその価値に気付き、より良くしようとする」などアドバイスした。
参加者は、グループに分かれ、普段の生活の中で子どもの利点を見つけて伸ばす方法について話し合うなどした。
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講義に耳を傾ける参加者
美作地域 小中学生と未就学園児「非認知能力」を育成する講座
- 2022年7月4日
- イベント