コロナ禍の不安描く 色鮮やかな抽象画展示 佐藤さん「変容する世界感じて」/岡山・津山市

芸術
作品の前で説明をする佐藤さん(左)=岡山県津山市川崎で
         

 兵庫県を拠点に活動している芸術家・佐藤未瑛さん(35)の絵画展「View」が、岡山県津山市川崎のポート・アート&デザイン津山で開かれている。独自の感性と視点で描かれた色鮮やかな抽象風景画が来館者を魅了している。23日まで。


 佐藤さんは、2012年に京都市立芸術大学芸術学部(油画専攻)を卒業後に本格的に作家の道へ。昨年は鹿児島県枕崎市が主催する「枕崎国際芸術賞展」で入選したほか、仕事では高級ブランド店ルイ・ヴィトン神戸の壁画デザインを務めるなど精力的に作品の制作・発表に取り組んでいる。


 会場には故郷・神戸市の街並みをモチーフにした近作19点を展示。コロナ禍の影響下で自身やまちの人たちが抱えた不安を色彩に表した「Slow flash」、緊急事態宣言の中、美しい花を咲かせた桜に見入った時の思いを描いた「Flat―midday♯2」などが並ぶ。


 1日の初日は、同館で佐藤さんが訪れた人たちを案内。「意識、感情、感覚が視界へ与える影響について興味を持っている。主観によってさまざまな形に変容する世界を感じてもらえたら」と話す。

 最終日も在廊する予定。


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