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薮井佑介さん演奏配信へ

芸術
         

 新型コロナウイルス感染拡大で岡山県津山市山下の津山城(鶴山公園)が閉園したことにより中止となった21日の「観月と邦楽の夕べ」。出演する予定だった電子楽器パフォーマーの薮井佑介さん(35)=岡山県岡山市=は、ミュージックビデオの撮影会に切り替えた。後日インターネットで配信する。
 演奏する楽器の一つが「5次元キーボード」だ。鍵盤を押すだけでなく、押し込む、揺らす、滑らす、離すという5つの指の動きで音色を自在に変えられる。楽器ソフトを駆使することで一人でバンドやオーケストラを再現することもできる。
 5次元キーボードと出会ったのは4年前だった。全日本コンクールでグランプリにも輝いたことがあるエレクトーンの弾き方を自分なりに研究する中、その存在を知り、追い求める音を実現できる楽器と確信。著名なアメリカ人ギタリストのリー・リトナーが主催するコンペティションのピアノ部門(2018年)で6位となり、日本音楽教育文化振興会主催の「サウンドクリエイター・オブ・ザ・イヤー」(20年)ではグランプリを勝ち取るなど、スペシャリストに成長しつつある。
 披露するのは、伝統的な和風の音色にビートなどを加えた独創的なジャンル。音楽家として3回目の来津となる21日は、8台のカメラを使用し、本来通路を照らすはずだった市内園児が作った灯ろうをステージ周辺に並べて無観客で演奏する。撮影した映像は10月中旬にユーチューブなどで配信。「荘大な石垣を誇る素晴らしい会場。歴史をテーマにした楽曲も考えている。いつも温かく迎えてくれる津山の皆さんに楽しんでもらいたい」。
 問い合わせは、主催団体のエレクトロニック・ミュージック・ラボ実行委(℡090―5267―0095)。

津山城でミュージックビデオを撮影する電子楽器パフォーマーの薮井さん


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