つやま産業支援センター(事務局・津山市)は、市の産業発展を応援する新たな「特命大使」に、岡山県津山市下田邑出身のものまねタレント・小林穂高さん(30)=アヴィラ所属=を任命し、3日、山北の市役所で委嘱式を開いた。
小林さんは自身が大ファンであるシンガーソングライター・俳優の福山雅治さんのものまねを中心に活躍中。18歳の時に福山さんに憧れて上京し、2022年にフジテレビの番組「ものまね紅白歌合戦」に出場したことがきっかけでデビューを果たした。現在各局のバラエティ番組のほか、ダンスで温泉街を盛り上げる女将たちを描いた映画「レディ加賀」(2月公開)にも出演して俳優としての道も歩み始めている。
委嘱式では関係者8人が出席。谷口圭三市長が「関東方面にも津山をしっかりとPRしたいと考えている。ぜひお力をいただきたい」と述べ、長尾俊彦同センター長が委嘱状を手渡した。
小林さんは「仕事を通して地元に戻ってくることができてとてもうれしく思う。応援してくださる方々に喜んでもらい、恩返しをしていく気持ちで頑張っていく」と意気込みを語った。今後はSNSや動画を活用して、市産品だけでなく地域のお店や産業に携わる人々の魅力も伝えていきたいとしている。
特命大使は今回で5組目。このほか21年に市出身のお笑いコンビ・ウエストランドや女優・桜乃彩音さん、県出身のタレント・まつきりなさん、市出身メンバーが在籍するロックバンド・LIDLESS TOYBOXが就任しており、動画投稿サイト・ユーチューブの同センター公式チャンネルで市の魅力を発信している。
関連記事